ヨーロッパで西欧人と働くコツ

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Bonjour! パリ在住ワーママ ayaです。

今日は外に出たらヨーロッパの人々と働くコツについてお伝えします。

意思疎通に苦労したドイツ駐在員時代

私は、約10年前、30歳になった頃、日系企業のドイツ支社に2年ほど駐在させていただきました。

初めての海外生活。

初めての一人暮らし。

初めての西欧人との仕事。(以前はアジア担当だったのでアジア系外国人しか経験がなかった)

この2年間を思い出すと、今でも穴があれば入りたい!というくらい、赤恥かきまくりの苦労の連続でした。

今は日系企業のヨーロッパ本社で働いています。日本人3割、仏人7割。西欧〜中欧〜中東まで、幅広いクライアントと、日本本社の間でコーディネートの仕事をしています。

同じ欧州といっても文化も風習も様々。

正直なところ、仕事がしやすいお国柄、しにくいお国柄、あります。

そういう中で、私なりの鉄則、お伝えしますね。

レスポンスは簡潔スピーディ

これはとにかく鉄則です!

時々レスが1週間後とか、小説級の長文メールをされる日本人を見ることがありますが、これは絶対NG。

レスが遅すぎる人や、メールが長すぎてはっきりしない人は仕事が出来ないイメージを与えます。特にレスが遅いと、自分をリスペクトしてない不快感満載です。

私はすぐに答えられない案件でも、できるだけ、”いついつまでに返事するね”とだけでも、クライアントに即メールするように心がけています。

また、業界にもよるかもしれませんが、沢山の検討や準備、資料、会議と共に石橋を叩くように進める日本人に対し、西欧人はスピード感を持って合理的に進むことを好みます。

現職でも、日本側の説明がはっきりしないし遅い、という苦情をよく聞きます。

私は、問題点を箇条書きで明確に。万が一、こみいった複雑な話や、デリケートな話があるときは、ズーム会議を提案して、相手の顔を見て話すようにしています。

傾聴が得意な日本人の強みをいかす!

これは様々な国の方と仕事をしていて本当に感じることです。

(勿論個人差はありますが)特にラテン系など、とにかく自分の意見や感情をマシンガントークでぶつけてくるお国柄もあります。

まるでハリケーンに襲われた感じ。そういうのに馴染みがない日本人の私は、ハリケーンを浴びてドッと疲れて会議室を後にしたことも。

一方、日本人は、(表向きは?)感情の起伏を抑えれるし、傾聴できる人が多いと感じます。

これは万国共通で、やっぱり自分の意見をきちんと聞いてくれる人は、自分を大事にしてくれている、と感じさせるもの。

ヒートアップしている欧州クライアントや同僚がいる場合は、とにかくまずはしっかり話を聞く、そのあと、相手の気がおさまった頃に、自分の意見をクリアに、落ち着いて伝える、という風にしています。

万国共通。笑顔と大きな声はイイ事しかない

日本に帰ると、相手の目を見ず、蚊の鳴くような声で小さな声で挨拶する人を見かけます。(もちろん、これも個人差はあります!)。

西欧、特にフランスでは挨拶は大人の嗜み。幼稚園から目を見て挨拶することを徹底的に教育されます。目を見てしっかり挨拶できないと、とっても失礼なイメージを与えます。

朝、同僚にあったら、とにかく眠かろうが疲れが抜けていなかろうが、ニコッと笑顔で、大きな声で挨拶!

これだけで2割は印象よくなるんじゃないか?というくらい絶大効果で誰でもできることなので、ぜひ、明日から試してみてください♬

以上、ドイツ、フランスでヨーロッパ〜中東まで、たくさんの方たちとお仕事させて頂いてきた、私なりの鉄則3選でした! 

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