中学生のころ、当時BCCで放映していたドラマ「フルハウス」や、「マーサ・スチュワート・リビング」というアメリカの豊かな生活番組にあこがれ、NHKラジオ英語をきいて育ちました。
「いつか海外で働きたい」と思い、大阪外国語大学（現 大阪大学）で国際関係を学びながら、国際協力のボランティアや、バックパッカーをした20代。
大手電機メーカーへ就職後、本社からの派遣生として初めて海外生活を経験。運命が重なり、日本の仕事を辞め、フランスパリへ移住。日仏ファミリーとして暮らしています。
言語と文化の壁、孤独、とにかく仕事が見つからないし、発達障害の息子をもつ母としての悩み・・。「自分」が消えちゃうみたいなやるせなさにおしつぶされそうで、思っていたきらびやかな海外生活とは真逆の人生でした。
たくさん七転び八起きして、たくさんの人に助けられ、ようやく、ヨーロッパのこの土地で、日本人としてのアイデンティティや、自分らしさを見つけられてきた気がします。「海外に行きたい！」という夢から逃げなくてよかった、と思います。
ここでは、私のパリでのリアルな育児、海外で働くこと、フランス人の大好きな食べ物の話・・・などなど、日々をゆるゆると、綴っています。
同じく海外で生きていく方に共感していただけたり、いつか海外やフランスへ移住したいと願う方のご参考になればうれしいです。もちろん、なかなかフランスまでは遠いけどフランスが好き、という方にも、ゆるゆる、読んでいただけるとうれしいです。
ご質問やコメントも、ぜひコンタクトよりお待ちしています。